「チャンネル5」第5巻:柴田亜美:徳間書店
*あらすじ*
もう一人の風水師の物語。華天作
惑星グリーンにたどり着いた光たち。だが次兄の刃は暗黒物質を投与され、
他の兄弟を襲い始める。刃の剣に倒れる雷と剛だが……。
*感想by華天*
ああぅ! また丁度いいところで次巻へ続く、だぁ!。・。(>_<)。・。 どうなるんだぁあ!!
いや、内容よりも何よりも、カバー見返しのあーみんが…………や、痩せた!?(爆)
「アルジャーノンに花束を」:ダニエル・キイス:早川書房(ダニエル・キイス文庫)
*あらすじ*
とりあえず、読んでください。
*感想by華天*
声を上げて泣きました。「小さな」チャーリィを抱きしめたくなりました。
中編の方(「心の鏡」収録)を先に読んでいたので、ストーリーもラストも全部分かっていたのに。
チャーリィは自分だ、なんておこがましくて言えない。でもただ一つだけ……「すわって一日じう本がよみたいな」……。
「青の炎」:貴志佑介:集英社
*あらすじ*
離婚後もなお家に居座り続け、母と妹をおびやかし続ける、あの男……。
少年は「家族」を守るためだけに、殺人を決意する。
*感想byナギタ*
主人公は高校生なんだけど、主人公も友だちも、どうも行動が古風というかしっかりしすぎていて、
いまいち「現代」としてのリアリティーに欠けると思うのはぼくだけ?(笑)。
まぁしっかりしてないと、家族を守ろうとか殺人計画を立てようとか思わないだろうけど(笑)。
「黒い家」を読んだ時もそうだったけど、一カ所だけやたらと怖い部分があったんだよね(エレベーターの所)。
この本でも、第2の殺人のところ活字に目が吸い付いて離れなかった。
でも本当は、ラストの「疾走」が書きたくて書いたんじゃないかなぁと思う。
トリックや謎解きが面白いわけじゃなかったけど(超失礼)、ラストの2ページが、いつまでも切なく残る。
*感想by華天*
J文学(爆)の流れからか、表紙に写真を使う装丁が増えてきてるなぁ。
青い本っていうのは案外無いから、書店でも目立ってたね。作者、トリックのために劇中と同じ場所を
チャリンコ(しかもママチャリ(笑))で走ったらしい。頑張ったね……ってそういう感想じゃなくさぁ!(爆)
「ぼくの最高機密(トップシークレット)」:J・R・ガードナー:佑学社
*あらすじ*
ぼくはアレン。理科コンクールでトロフィーを貰うために、
すっごい研究を考えたんだ。それは……「人間も光合成ができるか」っていう研究。
しかも成功しちゃったんだ。そしたらぼく、大統領のトップシークレットになっちゃって、
研究を発表できなくなっちゃった!!
*感想byナギタ*
ナギタはちいさいとき、教科書や絵本なんかでみた実験やお料理を自分でも作りたくてしょうがなかった。
でも、どんなに面白そうな実験でも、それがたとえ教科書に載っていたとしても、学校で実験をやる機会は少なかったし、
家ではなおさらできなかった。(お母さんが絶対ダメって)。やってごらん、といってくれる人が欲しかった。
アレンのおじいちゃんは、アレンの研究を否定しなかった。応援するもそれほど積極的ではない。
ただ適切なときに適切なアドバイスをするだけ。それでもアレンは勇気づけられ、実験を成し遂げることができたのだ。
こういうおじいちゃんみたいな人が周りにいたら、僕は宇宙飛行士になれたかもしれない(笑)。
そして、今の「学級崩壊」なんかを起こしている子ども達も、背中に手を添えてくれる人がいると、
もっと別な人生を歩めるのではないだろうかとちと考えてみた。
*感想by華天*
コレを展開してホラーが一つ書けそう。……うう、どうしようか(笑)。
「闇の左手」:アーシュラ・K・ルグゥイン:ハヤカワ文庫
*あらすじ*
ゲンリー・アイは惑星「冬」に降り立った。エクーメンとの同盟を結んで貰うためである。
しかし、最初の国カルハイドの大臣エストラーベンは失脚し追放されてしまう。
アイは隣国オルゴレインへ移るも、陰謀に巻き込まれ労働施設へ入れられてしまった。
*感想byナギタ*
……今ほど自分の読解力が貧弱なのが悔しいです。「シフソグレル」がアイ以上に身に付いていない、ということだけ(泣)。
この本を読んだ人の感想が知りたいです。プリーズ!!
*感想by華天*
光は闇の左手。タイトルは「光」を表していたのね。内容を読みとれなかったのは私も一緒。
地域に伝わる昔話として書かれた章を、そのまま昔話として読んでしまったのが敗因(爆)かな。
最後の最後までその隠喩に気付きませんでした(切腹)。
「戦闘妖精・雪風」:神林長平:ハヤカワ文庫
*あらすじ*
突如地球に侵攻してきた異星体「ジャム」。反撃を開始した地球防衛軍は、
惑星フェアリィにその拠点を設営し、ジャムの戦術を解析すべく、
高度な頭脳を搭載した最強の偵察用戦闘機「シルフィード」が配備された。
そして、そのパイロットにはある過酷な「至上命令」がなされていた……。
*感想by華天*
果たして人類は機械と共存できるのか。日進月歩、いや一分一秒と進化し続ける機械達と渡り合ってゆくことができるだろうか。
高度な知能、繊細な動き、加えて自ら学習する能力をそなえた彼らは、いつしか鷹の巣立ちよりも
鮮やかに人間の手を離れてゆくのではないだろうか。ならば人間と機械、どちらが地球の住人に選ばれるのだろう。
ワープロで打ち込んだ小説は、確かに手書きの文章とは違う。言いまわしなどの具体的な部分ではなく……
強いて上げれば、「私の体内にいる刻の長さ」がちがうのだろう。ワープロの前では、頭脳と指先とは完全にリンクし、
タイムラグも殆どない。頭に浮かんだ言葉は間を置かずに現実へ現れる。手書きの場合はどうだろう。
浮かんだ言葉が指先に伝わる時間は、ワープロと同時である。だが、出力先……炭素の先に現れ、紙に刻されるまで、が遠い。
一文字書く間に消えた言葉は、いくつあったろう? だが文字から生まれ、与えられる想像力 次の言葉を思うパワーは、
手書きの不便さをおぎなって余りある。 一概にどちらが良いとは言えない。だが、雪風を読んだ後は、
無性に紙とえんぴつを求めたくなる。
そして今、このレビューの下書きを、ノートにマジックで書き連ねているのである。
*感想byナギタ*
↑華天の感想は、あからさまな誤字でない限り、ノートのまま載せました。
打ってて気付いたけど、やっぱり句読点の使い方が手書きとワープロ直打ちだと違うなぁと思ったよ。
久々に感想文らしい感想文ですね(笑)。
「ヒゲのOL藪内笹子」:しりあがり寿:
*あらすじ*
真実の愛を見つけるまで「ヒゲ」を剃らないと誓ったOL・藪内笹子。彼女は愛を見つけられるのか。
*感想by華天*
ああ真実の愛とは一体何なのか!
私はヒゲを伸ばし続けられるのか?
愛に飛び込んでいく勇気があるのか!?
たとえそれが真実ではなかったとしても?
笹子、あなたは美しい! その勇気を私にくれ!
*感想byナギタ*
華天、イッちゃってます(笑)。しりあがりさんのマンガはナギタも大好き。
音楽雑誌「ロッキング・オン」で連載されてたマンガ、単行本になってないかな〜。
「封神演義」(第16巻):藤崎竜:集英社
*あらすじ*
通天教主の魂魄が封神台に飛んだ!
十天君の魂魄が封神台に飛んだ!
十二仙の魂魄が封神台に飛んだ!
*感想by華天*
藤崎版から「封神」に入って、原作読んでない人は、きっと楊ゼンが通天教主の息子だって信じちゃうかも知れない……(笑)。
「撃つ薔薇」:大沢在昌:光文社
*あらすじ*
合成麻薬「ブラックボール」の密売・密造ルートを探るため、
涼子は組織へ潜入した…刑事という身分をひたすらに隠して。
アンダーカヴァーが1人先に潜入していると言うが、その情報は全く知らされていない。
誰が味方で、誰が敵なのか。涼子の孤独な戦いが始まる。
*感想byナギタ*
涼子、かっこいいな! 美人で強くて。銃をバンバン打ちまくる美女って、ナギタの超好みだから(笑)、もうサイコウだ!
でも小説の中で一番気に入ったのは、ホー。こんなにストイックで紳士でいい人なのに、何で不幸かなぁ(泣)。
「いい人は早死にする」っていう良い例だ…。あと龍っていう、アンダーカヴァーかもしれない男が出て来るんだけど、
……正体を「匂わせる」のはいいけど、気付かせちゃったらダメだよ(笑)
(でも読後になんにも残んないのはどうしてだろう? ラストがアレだからか?(笑))
「デルフィニア戦記」(全18巻):茅田砂湖:中央公論社
*あらすじ*
自由戦士ウォルの目の前に現れた、黄金の髪の美少女・リィ。彼女は素晴らしい知能と体力を備えた「異世界の人」であった。親子でも友だちでも恋人でもない、「同盟者」という不思議で固い絆で結ばれた二人は、中原の覇権を賭けた争いに身を投じ、やがてウォルは闘神、リィは戦女神と呼ばれるようになる。
*感想by華天*
ようやく読み終わったよ! ずっと恵潤から借りてたのを、5ヶ月がかりで読んだ。
最初にリィの設定に気付いたとき、「反則だぁ!」と思ったけど、逆にそれが斬新に思うようになった。
読み進めるうちになんの違和感もなくなってきたし。よくよく考えると腑に落ちない点とか、いっぱいあるんだけど(笑)、
読んでる最中は全然気にならないのだよ。説得力、というか、「文章のちから」をものすごく感じた。
登場人物と一緒に、泣いて怒ってそんでもって笑うことができる小説を、久しぶりに読んだよ。
ウォルが可笑しくて笑ったり、痛快なリィに笑ったり、いろいろな「笑うこと」をしたなぁ。
泣くっていうのは、しょっちゅうあるんだけど、笑うっていうのは、私にはそんなにないの。
「風車祭(カジマヤー)」以来の、いろんな感情と共に読むことが出来た物語でした。
あとね、沖麻実也さんのイラストも、すっごくステキだった。
ホントはマンガ絵の挿画って嫌なんだけど、デルフィニアの挿画は文章の邪魔をせず、
尚かつ想像力を助けてくれた。全員が文章から受けるイメージと違わないでいて、とても嬉しかったよ。