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「書類を用意しますので、先にバイクの練習を
見てらして。試し乗りしても構いませんわ」

 美女はグレイトなヒップを振りながら、事務
所の中に入っていった。後を着いていきそうに
なったが、辛うじて向きを変え、建物の裏手に
廻る。練習といっても、クリスマス用の派手な
デコレーションのついたバイクか何かだろう。
バランスさえ気をつければ大丈夫さ、と俺は気
楽に考えていた。それよりもあの美女のナイス
バディが気になってしょうがなかった。

 が。バイクのエンジン音が響くその風景に、
俺の妄想はブッ飛んだ。特殊なバイク、と美女
は言った。うん特殊だ。あれは特殊だ。つーか
異様だ。

 何てったって……トナカイの形をしていたんだから……。



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