![]() REGATTA DE BLANC1979年発表 お薦め度 ★★★★☆ |
| ポリス・ビート極まる スリーピース・ロックバンドの理想型を示す |
アルバム紹介 パラダイス&ランチ 荒削りだったエッジが綺麗に削ぎ落とされている。丸くなったと言っているのではない。 レゲエ・サウンドとロック・ビートが完全に融合を見せている。 そして見逃せない点がスリー・ピースでロックをする為の理想型をつかみ取った点である。 絶妙な楽器アンサンブルで空間の密度の濃淡や広がりを感じさせている。 パンキッシュな趣もほのかに残っているが非常にコンパクト、キャッチーである。 彼らはパンクが提唱したイデオロギーとリズムの持つ根元的なメッセージ力を受け継ぎ吸収して、 このアルバムに於いてポリス・サウンドを完成させたのである。 「孤独のメッセージ」は70年代ポリスのマスター・ピースである。 スティングの線の太く説得力のあるベース・ライン、 アンディーの知的で美しい音色を奏でる絶妙なフレージングのギター・ワーク、 そしてリズムだけではなくメロディーをも奏でてしまうスチュアートのドラム・プレイ! ポリスのクールネス・サウンドが高いレベルで結晶化した名作である。 70年代のポリス・サウンドの重要なエッセンスが全て詰まっていると言っても過言ではない。 格好いいぃぃぃす! 夜を連れてきてくれよ・・・孤独のメッセージ・・・。 ポリスが描き出しているのは現代人の孤独についてである。 ポリス・サウンドが身にまとっているある種の冷めた印象は其処から発しているものと思われる。 |
アルバム紹介 ライター:ロジャー セカンド・アルバム。 バンド結成当時に彼らが頭に思い描いただろうサウンドが高いレベルで結晶化したアルバム。 彼らの卓越した楽器プレイの中にレゲイのリズムが完全にとけ込んでおり、 2作目にして完成された音を出しています。既に世界最強のトライアングルになってます! ハイハット叩きで”ロック界の金物屋さん”になっているスチュアート、 ”うまへたカッティング”でインテリっぽい音を聞かせるアンディー、 そして変幻自在なヴォーカルを聴かせつつ跳ね回りながらベースを弾くスティング。みんな格好いいね。 3流パンク・バンドっぽりイメージを醸しだしたり、おとぼけを気取る事もしばしばだが、 とても音楽史上主義的でインテリジェントな音を聞かせる怪物バンドだよ! デビュー作に比べると抑揚の利いた楽器プレイを聞かせたり、メロディーを重視した曲作りをしたりと、 彼らの音楽的キャパシティーの広がりを感じさせる充実した仕上がりになっています。 「孤独のメッセージ」、「ウォーキング・オン・ザ・ムーン」、「ブリング・オン・ザ・ナイト」、 といった名曲を収録しています。 個人的にも、前期の3枚のアルバムの中では一番気に入っています。 ファンの中にはこの作品を彼らの最高傑作と呼ぶ人も多い様です。1979年度作品。 |
収録曲 / MESSAGE IN A BOTTLE / REGATTA DE BLANC / IT'S ALRIGHT FOR YOU / BRING ON THE NIGHT / DEATHWISH / WALKING ON THE MOON / ON ANY OTHER DAY / THE BED'S TOO BIG WITHOUT YOU / CONTACT / DOES EVERYONE STARE / NO TIME THIS TIME |