| 月刊「醸蒸多知」 1月号 |
| 2006年1月16日(月) |
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大雪の能代から 2006.1 新年明けましておめでとうございます 今年もどうぞよろしくお願いいたします [大雪] 今年の冬は、1月2日までは穏やかで、とても過ごしやすかったのに、3日から雪が降り始め、4日の夜から5日の朝にかけて50センチくらい積もりました。まず自宅から車を出すために、除雪車が確実に来ている大きな通りまで朝5時過ぎから9時まで4時間かけてお隣さんと雪かき。全身汗びっしょりで着替えをしてから店に来ました。店の倉庫兼車庫の前ももっさり雪が・・。もう諦めて(気力がありませんでした)近くのジャスコ(屋内駐車場)に車を入れました。 配達を溜めてジャスコへ車を取りに行って・・と一日過ごしました。もちろん、翌朝は倉庫の前をしっかり雪かきしました。 新潟ほどではないにしろ、能代も何十年ぶりかの大雪で、毎日の雪かきで疲労困憊です。でも、おかげでベルトの穴が1個詰まりましたよ。これは良いダイエットかもしれない。ダイエットしたい方、ぜひ長靴、軍手持参で雪かきダイエットしに来ませんか? 毎年この時期は、店もヒマだし、12月の疲れを取るように、とろとろ半分居眠りをしながら店番している、ような状態なのです。気が緩むので風邪を引くのもこの時期。でも今年は違います。晩ご飯は美味しいし、夜10時というと眠くなってしまいます。ある意味、とても健康的なのかな? [一時] 大変お待たせいたしました。まもなく1月20日頃に第1回目が発売されます。 今年も例年通り、1月末に2回目、2月中旬に3回目、2月下旬に最終4回目が発売になります。1回目だけ四合瓶を詰めてもらいます。予約本数+αしかありませんので、四合瓶の欲しい方は急いで電話をください。一升瓶は1〜4回目トータルで600本です。 ガスが強いと、「半分も飛ばしちゃった!」とクレームがくるし、ガスが弱いと「こんなの『一時』じゃない!」と文句を言われるし・・、あたしゃどうすりゃいいの!?ま、ガスがあっての『一時』だと思いますので、杜氏さんはじめ蔵には「ガスがしっかりあるようにお願いします」と言ってあります。 このお酒を販売するようになって約15年、他の蔵からもいろんな形でにごり酒が出ていますが、いまだに日本一旨いにごり酒だと思っています。 今年も4月くらいまであるかどうか!? [白瀑] 八森町の白瀑さんの杜氏さんが今造りから替わりました。47歳の若い古内杜氏さんです。去年まで3年間『秀よし』という蔵にいて、最後の2年間は「全国新酒鑑評会」で連続金賞を獲った実力のある杜氏です。ただ、耳にしていたのが、気難しいとか、ワガママとかいう噂。実際に何回か一緒に飲んだり、話をしてみましたが、ぜんぜんそんなところは感じられませんでした。確かに、酒造りにこだわりは持っています。たとえば麹作り、前杜氏は天幕式といって、大きなダシで造っていましたが、古内杜氏さんはすべて麹蓋と呼ばれるお盆のようなダシで造るようです。これはとても手間のかかること。今の時代、すべて麹蓋で麹を造るなんて県内でも稀、いや全国でも少ないでしょう。手間はかかるが人(杜氏)の目と手が行き届く。 きっといいお酒を造ってくれるんじゃないかな!?と期待していたら、まず第一弾、「純米吟醸を袋吊りしてみました、味をみに来てください」と山本常務からの電話。さっそく行きました。「秋田酒こまち 50%精米 純米吟醸 AK-1酵母 斗瓶中取り生原酒」です。香りは甘いフルーツ系、口に含むとその香りが口の中いっぱいに広がります。お米の味がしっかりあります。もちろん絞りたてですから渋も少々。秋田酒こまちのお酒というと、どうしても甘さが強く出るんですが、このお酒は甘さが前面に出てきていません。もちろん、旨味としての甘さはちゃんとありますが、オレがオレが!とでしゃばってきません。素晴らしいです。白神山地のブナの木が厳しい冬を越えて、新しい芽を出すような力強さと、新芽の色の爽やかさの両方を感じることが出来ます。 山本常務に「全部ください!売らせてください!」と思わず言ってしまいました。言ってから「斗瓶で何本取ってあるか聞いてから言うべきだった・・」と後悔しましたが、「斗瓶で3本です」という言葉にホッ!斗瓶で3本ということは・・一升瓶で30本、えっ、30本しかないの?!さて、一升瓶と四合瓶の振り分けをどうしようか・・。ちょっと悩みましたが、少しでも多くの方に、新しい杜氏さんのお酒を飲んでほしいので、一升瓶を12本、四合瓶を45本に振り分けました。売り切れ必須です、お急ぎください。それでも完売していましたら、ごめんなさい。 去年から発売している『どぶ』が昨日入荷してまいりました。モロミそのまんまのにごり酒です。そう、名前が示すとおり「ど○ろく」のようです。もちろん蔵がちゃんと三段仕込みをして造ったお酒です。お米の粒々がたっぷり入っています。去年よりサラッとしていてとっても爽やかです。瓶の中で発酵しないように手は打ってありますが、万が一モコモコと上がってきた場合を想定して720mlの瓶に680ml、1.8lの瓶に1.6lだけ入っています。これも今だけの本数限定ですからお急ぎください。 [真鱈] ハタハタの季節も終わり、市場の魚屋さんには真鱈が並び始めました。そうです、あの白子(こちらではダダミと呼びます)の美味しい鱈です。 能代ではダダミとジャッパ(アラ)とネギを入れ、味噌味の「ジャッパ汁」が定番です。塩味でも上品でいいのですが、私はやっぱり味噌味が好き。もちろんジャッパだけではなく身を入れてもいいんですよ!寒い夜にキモとダダミの旨味ととろとろ感がたまりません。 ダダミはもちろん、湯がいてポン酢で食べるのも美味しいです。あのぷりぷり感とねっとり感は新鮮なものならではです。天麩羅にしてお塩で食べるのも美味しい。 真鱈オス1匹、今日の価格が2.5キロで5600円でした。これは小さい方で、大きくなると1匹4キロ、5キロというのもこれから出てきます。今日の2.5キロでも、5人家族なら2日はゆっくり食べれると思います。 1匹じゃ多い!?もちろん半身でも販売します。また、ご希望があれば、身、ジャッパ、白子と切り分けてもらいますから遠慮なく申し付けください。 あ、今書いた価格は今日のものです!その日によって変わりますのでご了承くださいね。 [由利正宗] 雪の茅舎(ぼうしゃ)で有名なこの蔵、私は今現在、酒質では秋田県一、いや、東北一だと思っています。何を飲んでも間違いない!すべてが90点を越えています。もちろん、出来立てのお酒は渋が強かったり、バランスが悪かったりしますが、それを含めてもどのお酒も素晴らしいです。予算とその日のメニューに合わせてここのお酒を選べば間違いなしです。ただひとつ、この蔵の杜氏さんは「米の甘みも旨味のひとつ」という考え方をしていますので、新潟タイプの端麗辛口を求めている方には「甘い」と感じるかもしれません。私に言わせるとこれが旨味だと思うんですが・・。 その『雪の茅舎 純米吟醸 生』(通称:銀紙)が入荷しております。これはこの蔵で一番早く絞る純吟です。絞りたての生酒ですから香りも高く、スキッとしています。が、やはり由利さんのお酒、味もしっかりあり旨いです。少しの渋がありますが、これは全体の味を引き締めてくれます。 やはり今年も由利さんはいいお酒を造ってくれそうです。期待しましょう! 去年のお酒ですが、『流星』というお酒があります。これは大潟村の農家が自分で作った「吟の精」を由利さんで三石小仕込をしてもらいました。そのうちのほんの一部を私が別けてもらって販売しています。やや辛口のスキッとしたお酒です、飲みながら3回願い事を!叶うかも・・。 [喜久水] 今年から麹を喜一郎君が担当しています。造りに入って5年、大丈夫だろうか?とちょっと不安でしたが、なかなか良い麹を作っているらしい。高階杜氏さんにも誉められたらしい。そうか・・彼も立派な蔵人になってきているようです。まるでわが子を見るようにハラハラしていました。ま、これでどんな酒が出来るのか楽しみです。期待しましょう! ここで悲しいお知らせです。前高橋良吉杜氏が造った最後の純吟『田身の酒13BY』が間もなく完売いたします。酸が高めで、スキットしているけど旨味がちゃんとあって、食中酒として、料理を引き立ててくれるお酒でした。大変失礼ながら、高階杜氏がこの3年間造ってきた『田身の酒 生』は残念ながらまだそこまでいっていないように思います。4年目の高階杜氏が今年はどんな『田身の酒』を造ってくれるでしょうか、とても楽しみです。 [べらぼう比内地どり] この秋から始めた『べらぼう比内地どり』、とても評判が良く、リピート率がとても高いです。入れものが貧弱だったり、ちょっと大きいと(1.3キロを越えると)お肉の部分はビニール袋入りになっちゃうし・・。ま、見た目より味ですからね!?とにかく新鮮ですからレバ刺しも美味しいし、ササミのタタキも美味しい。まだ食べたことがない方はぜひお試しください。 そうそう、この『べらぼう比内地どり』を注文する方が必ず一緒に注文するのが「根つきセリ」と「原木栽培舞茸」です。この2つにササガキゴボウとネギとシラタキがあれば最高の「とり鍋」が出来ます。もちろんレシピも作ってありますのでお申しつけください。 ここで皆様にお願いです。うちは酒屋でして、食品に関しては私が市場へ買いに行って送ります。すなわち現金を立て替えているわけでして・・。食品を含む場合は前金でお願いすることがあると思います、ご了承ください。実は去年の夏、「岩ガキ30個ずつ、10ヶ所にお中元で送って」という注文をいただきまして、1コ250円の岩ガキ300個・・さすがに前金でお願いいたしました。 [大雪2] 皆様から「大雪お見舞いメール」「お見舞い電話」などたくさん頂き、ありがとうございます。お蔭様でとりあえず峠は越したようです。ただ、まだ1月の中旬ですからねぇ、あと1ヶ月半頑張らないと。 当店の横の道路は昨日、大掛かりな排雪作業がありまして、ギリギリ2車線になっていたのがもともとの4車線に戻りました。 もう降らないで欲しい。 今月のお勧め 2006.1 [喜久水] 朱金泥能代 私がこの蔵で今イチオシの純米大吟醸 香り高くスキッとしているのに味あり 300ml 2100円 720ml 5250円 1.8l 10500円 高階徳夫 杜氏さんの名前がついた大吟醸 スキッ、ピーンとしています 300ml 2100円 720ml 5250円 1.8l 10500円 亀の舞 亀の尾を使った純米吟醸 味が乗って来ました 冷、室温、燗と3度美味しい 300ml 1260円 720ml 3675円 1.8l 7350円 一時 活性純米吟醸生原酒 開栓には十分お気をつけて! 日本一危険な酒という噂も 当店オリジナル 1〜3月で600本限定発売 今年はわずかですが四合瓶もあります 720ml 2205円 1.8l 4200円 田身の酒13BY 高橋前杜氏が造った最後のお酒 酸が少し高いので食中酒にぴったり 残りわずかです、急いで! 300ml 840円720ml 2205円 1.8l 4200円 喜三郎の酒 3年古酒は完売しました ほぼ一年熟成、旨味が出てきました 300ml 840円720ml 2205円 1.8l 4200円 縄文能代 アルコール添加の吟醸 スッキリ飲めるお酒 300ml 630円720ml 1680円 1.8l 3150円 [由利正宗] ナンバリング純米大吟醸 私は今日本で一番旨い酒と思う 甘辛酸渋苦のバランスが素晴らしい 残りわずかになってきました 300ml 2100円720ml 5250円 1.8l 10500円 聴雪 この蔵の最高峰、芸術品です しっとりした大人の女性 720ml 6300円 1.8l 15750円 花朝月夕 平成17年の金賞受賞酒 香り高くスキッとした中にも 味が乗ってきました 720ml 4200円 1.8l 10500円 雪の茅舎 山廃純吟 何を飲むか迷ったらこれ! 醸して2年旨味と酸がいい 300ml 735円720ml 1785円 1.8l 3570円 雪の茅舎 純吟 1年熟成でスッキリながらも丸く 今が飲み頃 300ml 630円720ml 1575円 1.8l 2940円 雪の茅舎 純吟生 絞りたての生酒 もちろん、まだ若いが 香りも立って、スキッとしている 720ml 1575円 1.8l 2940円 雪の茅舎 山廃純米 この価格でこの味は反則です 冷でもぬる燗でも旨い 720ml 1260円 1.8l 2415円 流星 山廃純米 吟の精60%精米の三石小仕込 願い事を3回唱えながら飲んで 1.8l 3150円 [白瀑] 白瀑 純吟 袋吊り生原酒 力強さと優しさと爽やかさがある 古内新杜氏の真骨頂か? 今年の白瀑は期待大 一升瓶12本、四合瓶60本だけ 720ml 1800円 1.8l 3600円 どぶ タンクから直接汲んじゃった もちろん、濾してありますが ど○ろくを思わせる色ととろみ 純米にごり生 一時のように噴いたりしません 2週間ごとに2月いっぱい販売 もちろん超限定 680ml 1155円 1.6l 2100円 海の男の祝い酒 大漁旗をラベルにしちゃいました 常温から上が美味しい純吟です 1.8l 3200円 悠久の杜 山田錦40%精米の純米大吟醸 雄大で優しい白神山地のイメージ ラベルの文字は松尾一彦さん 720ml 3000円 1.8l 6000円 白神のめぐみ 原酒は完売 度数は低いが旨味が出てきました 湧水の旨さがよく分かります 300ml 525円 720ml 1365円 1.8l 2940円 Angie 純米大吟醸活性にごり 一年熟成で旨味が増しています ガスもしっかりあります 食前酒にいいですよ 720ml 1700円 [福小町] 福小町 大吟醸 山田錦の大吟醸らしい大吟醸 甘さが少なく大人の大吟醸です 720ml 4200円 1.8l 10000円 福小町 純米名水仕込 もうすぐ2年になります 角がなく、丸い優しいお酒 こういうホッとするお酒もいい 720ml 1400円 鳥海ふぶき 新酒のにごり酒、でも火入れ 優しい爽やかなお酒 キレイなブルーの瓶です 500ml 1000円 [館の井] たてのい 純吟 香り、味ともにたっぷりの原酒 やや甘めですが、旨いです 720ml 1500円 1.8l 3000円 たてのい 純米 スッキリした純米酒 スイスイいけちゃいます この価格は安い 720ml 1155円 1.8l 2310円 おりがらみたてのい 今年の一番絞り 少しだけにごっています スッキリ、さっぱりの純米原酒 720ml 1260円 四合瓶6本おまかせセット その時の美味しいお酒を 私がチョイスして送ります 税・送料込みの価格です 10500円 *書ききれません!ぜひ電話、メールでお問い合わせを! 今月お勧め食品 真鱈 近海ものの真鱈 白子の入ったオスが倍の価格 身、アラ、白子に切り分けます もちろん1匹のままでも 2月の中旬くらいまで 半身でも申し受けます 時価ではありますがだいたい・・ 1尾 6000円前後 べらぼう比内地どり とにかく新鮮 朝、絞めて夕方発送 肉、モツ、ガラに分けてます 鍋、焼鳥、なんでも・・ 実に味が濃いです 1kg 3150円 1羽 約1.2kg位から (大きさも申しつけください) かとうくん 有機栽培あきたこまち テリ、香り、噛み応えが違う 5kg 3150円 桧山納豆 昔懐かしいワラつと入り 粒が大きくて豆の味がしっかり 1本 158円 いぶりがっこ 秋田名産の漬物 薄くスライスして食べて 1本 630円 岩木山のしずく リンゴ農家の自家用ジュース 添加物なし!美味しい! あっという間に飲んじゃいます 1.8l 945円 ハタハタ三五八漬け 脂の乗ったハタハタを三五八に 漬けたもの 麹を洗って、焼いて召し上がれ ピリ辛でお酒が進みます 1Pに7〜8匹入ってます 1P 1029円 わらびの醤油漬け サクサクの食感がいいです 品切れが多くてすみません 1束で5〜6人前 1束 315円 赤ずし もち米をシソで漬けた 甘めで酸っぱいご飯の漬物 本来は夏の食べ物 小で2〜3人、大で5人分位 小 263円 大 525円 能代うどん 私が小さいときから食べてます 喉越しの良い細い乾麺 べらぼうでは鍋に入ってます 1束2〜3人前 1束 137円 ひまわりさんのドーナツ いつも書き忘れますが 取り扱っています クリーム 84円 輪っか 63円 ドーマン 63円 ボール 63円 016-0824 秋田県能代市住吉町9-22 天洋酒店 浅野貞博 TEL/FAX 0185-52-3722 携帯電話 090-3754-9434 Email asano@shirakami.or.jp HP『秋田地酒の伝道師 天洋酒店浅野』 http://www.shirakami.or.jp/~asano/ |