「サテラインを受けて」

   千葉大学 理学部 物理科 ・東京理科大学 理学部 物理科   T・N君

 11月の下旬、全く伸びない英語に嘆いていたとき友人に育伸塾の代ゼミサテラインを勧められ、西谷昇二先生の「FLASHBACK ENGLISH」、そして物理も伸ばしたいと考えていたので、為近和彦先生の「ハイレベル物理TU」を受講しました。
 当時の僕は英語のマーク模試での成績は100点前後、良いときでも120点でした。序盤の授業では、実際の入試にでた短めの文章を一文一文全て丁寧に文法的に分解して説明していました。この文章は西谷先生が精選したものなので、問題を解くだけでなく全ての文章を理解することが大切だと教えられました。90分の授業が23回分、夏期講習が90分×5の三種類、冬期講習が90分×4のを一種類とったので、計90分×42回です。他の教科もとっており時間がなかったので毎日塾で3〜4時間サテラインを受け、ひたすら予復習をくり返しました。相当な量の文章を読みきり、理解しました。
 受講して約1ヶ月後 1月センタープレでは全然結果はでず、かなり焦りましたが、センター1週間前くらいで、学校の授業中にやっていた模試問題で170点や160点をとれるようになりました。そしてセンター本番では182点という11月当時では考えられない点数を取ることができました。西谷先生を信じて良かったです。
 そして物理。サテラインは為近先生、西谷先生の他に数学の森谷先生、荻野先生の授業を受けましたが、最も感動したのは物理の為近先生でした。単元ごとに物理的な歴史から説明し、高校物理において重要なことを教えていました。いかに物理は基礎・基本に忠実になれるかが重要であるかを繰り返し教えられました。様々な参考書などを読みましたが、為近先生の教える物理は受験物理に終わらず、大学で学ぶ物理への足がかりとなると思います。少し言いすぎかもしれませんが、為近先生の授業を受けずに大学に行くの?って感じです。僕は理学部物理科進学なので、本当に受講して良かったです。この授業について語れば長くなりますし、言葉では言い尽くせないほどなのでもうやめておきます。

 11月下旬のあの成績から第一志望の千葉大学に受かれたのは間違いなくサテラインのおかげです。ただ、代ゼミの生徒には講師が優秀なため授業を受けてさえいれば良いと勘違いする人が多いと聞きます。受けるだけでは意味がないのです。講師の言葉を一つ一つ自分の物にしていくことが重要です。講師を信じて勉強してみて下さい。


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